ホルミシス

ホルミシスとは?

大量だと有毒性のあるものを、毒にならない程度の少量だけを利用し、身体に有益な刺激を与えることです。
「ホルミシス」という言葉は「ホルモン」と同様に、「刺激する」「興奮する」という意味を持つギリシア語の「ホルマオ」という言葉が語源となっています。
大量の高レベルな放射線は人体に悪影響を与えますが、少量の低レベルな放射線を浴びることで、それが身体への良い刺激となり、酵素やホルモンを活性化させ、免疫力・生命力を引き上げます。

ホルミシスの働き

天然鉱石から発生するラドンガスを吸引し、ラドンの細胞活性作用により、体質改善が大幅に進み、健康・美容・若返り効果が期待できます。副作用がなく安全な療法として注目されています。
酵素やホルモンの活性化、細胞膜の修復、がん抑制遺伝子の活性化、生活習慣病など、様々な効果が期待できます。
ラドンなどの低線量放射線の刺激(ホルミシス)効果は、大学や研究機関で実証されてきました。

放射線ホルミシス効果の発見

「微量の放射線は生命にとって有益である」
1982年、これまでの定説をくつがえす見解がトーマス・D・ラッキー博士によりアポロ計画の中で提出されました。
NASAより依頼を受け、宇宙から帰還した宇宙飛行士たちが浴びた放射線の「害」について調査を実施しました。
地上の100倍もの放射線を浴びていたため、人体への悪影響が懸念されましたが、彼らの健康状態は一様に向上していました。
調査の結果、少量の放射線は生体に良い影響を与えることがわかりました。

有名な放射線ホルミシス効果

玉川温泉

玉川温泉

玉川温泉は古くから「難病を治す」とされ、昭和の初め頃、東北大学医学部や岩手大学、弘前大学などにおいて盛んに研究され、その研究で「博士」の学位を贈られた学者が8名にも上がるほどです。
玉川温泉の医学的効果は「玉川温泉研究会」が発足するほど、多くの学者によって数々の詳細な臨床的研究が行われてきました。

三朝温泉

三朝温泉

三朝温泉は日本を代表するラジウム温泉とされ、岡山大学医学部の御舩先生のグループが37年間にわたる統計の研究から、三朝地域のがん死亡率は全国平均の2分の1であると発表されています。

バドガシュタイン

ハイルシュトレン坑道

オーストリアのバドガシュタインにあるハイルシュトレン坑道。廃坑となった坑道内には高い濃度のラドンが溜まっており、それを利用し1952年より坑道内でラドン浴療法が始められました。現在では世界各地から多くの人が訪れています。
この坑道でのラドン浴療法には保険適用がされていて、自然療法として確立されています。

放射線ホルミシスの効果

1、制がん・抗がん作用
ガン転移の抑制胸腺リンパ腫の発生低減
2、活性酸素病に対する効果
高血糖値の降下
3、放射線抵抗性の獲得
高線量照射に対する生残率の向上
4、中枢神経系への刺激作用
覚醒刺激としての認識心理的ストレスの軽減
5、ヒトの疫学的効果
ガン以外の死亡率の低減

精神的な変化として気持ちが明るくなり、前向きに治療に取り組めるようになる。
細胞が活性化し、新陳代謝が促される。
それにより自己治癒力が高まり、生活習慣病、アンチエイジング、痛みの軽減などが期待される。

放射線ホルミシスの第一人者

小笠原 英雄

工学博士、元・原子力発電技術機構、元・日立原子力事業部
専門分野は原子力安全、過酷事故、熱流動。
日本の原子力開発並びに原子力発電の安全性に関して携わり、貢献されてきました。
現在は、原子力技術応用分野での経験を生かし、放射線ホルミシスの研究に力を入れられています。


どんな働きをするの?

酵素やホルモンの活性化、細胞膜の修復、がん抑制遺伝子の活性化、生活習慣病など、様々な結果が出ています。
ラドンなどの低線量放射線の刺激(ホルミシス)効果は、大学や研究機関で実証されてきました。

1.体内酵素が増えます。

ラドンなどの低線量放射線が取り入れられると、それが刺激となって、体内に約3,000種類ある酵素が活性化していきます。万病の原因は身体を酸化させる活性酸素にあるといわれていますが、活性酸素を除去する抗酸化酵素「SOD」「GPx」も飛躍的に増加することが確認されています。hor_1_1

■低線量放射線ホルミシスの酵素活性

マウスに放射線(X線)を全身照射後、脾臓細胞の酵素活性レベルを検査
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(東京大学 二木、岡山大学 山岡)

低線量放射線が、細胞の老化を抑える酵素を飛躍的に増加させました。


2.細胞膜が元気になります。

活性酸素が万病の原因といわれているのは、脂質を酸化させて過酸化脂質にするからです。過酸化脂質は細胞膜を硬化させて透過性をなくし、老化を早めます。
ラドンなどの低線量の放射線はその刺激作用によって、細胞膜の過酸化脂質を減らして透過性を良くすることが確認されています。

■低線量放射線ホルミシスによる細胞膜の透過性の向上

細胞は活性酸素やフリーラジカルによって過酸化脂質が増加します。
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(岡山大学 森昭胤教授(現名誉教授))

傷んだ細胞の透過性が良くなりました。


3.ホルモンが増えます。

ラドンなどの低線量の放射線の刺激作用によって、体内のホルモンが活性化していきます。実験データでは、炭水化物の代謝を調整して、血糖値の恒常性を維持するホルモン「インスリン」が倍になりました。痛みを緩和し鎮痛作用のあるホルモン「メチオエンケファリン」、やる気を引き起こす「アドレナリン」、自律神経を整えて、幸福感を呼び起こす「ベータエンドルフィン」などが明らかに増加するという結果が出ています。

■低線量放射線ホルミシスによるホルモン活性

ラドン吸入後のホルモンの変化
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(電力中央研究所、岡山大学の共同研究)

様々なホルモンの分泌が増加しました。


EX.9種類の美容ホルモン

    成長ホルモン

  • 皮膚の弾力を増す
  • シワを減らす
  • 脂肪が減る
  • 骨密度が上がる

    DHEA

  • 性ホルモンの分泌
  • 幸せ感を与える
  • 若返りホルモン

    プレグネノロン

  • 神経ホルモン
  • 中枢神経の働きが向上
  • 神経疲労が回復

    エストロゲン

  • 女性らしい体型
  • 頭皮を支配
  • 女性ホルモン

    テストステロン

  • コラーゲンの分泌を促す
  • 皮膚の張り
  • 男性ホルモン

    メラトニン

  • 睡眠と覚醒のリズムを調整

    甲状腺ホルモン

  • 脂肪の代謝率を上げる

    胸腺ホルモン

  • 免疫を強める

    プロゲステロン

  • 女性らしい体型
  • 女性ホルモン